三月のライオン

羽海野チカさん原作の三月のライオン。絵柄に惹かれて本屋さんで単行本を購入しました。ヤングアニマルという漫画雑誌で連載されており、TVドラマや映画などにもなっています。内容は、主人公の桐山零(プロ棋士)が将棋を通して成長していく姿と、3姉妹家族との関わりで自分という人格を徐々に作り上げていくストーリーです。将棋に関して全く無知である私にもすんなり読むことができます。

将棋の勝負場面では、苦悩しつつもギリギリまで粘る努力家の桐山零。学校では将棋好きな先生とやさしい先輩に恵まれ、友達がいない桐山零が楽しく学校生活を送る様。3姉妹との関わりでは、恋愛に発展しそうな感情も出てきます。様々な桐山零の感情が、様々な人の気持ちによって成長させられていくところが読み応えがあります。登場人物それぞれが過去に闇を持ち、それを助け合い乗り越えていく姿にも感動します。

勝負をあきらめないこと。つらい過去を乗り越えることの勇気。人と関わりやさしさを持つこと。そしてなにより、関わる人の大切さに気づくことが桐山零の一番の成長なのではないかと思います。これから桐山零がどんな棋士になり、どんな恋をするのか楽しみです。

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